福井県にある永平寺に行ってきました。
永平寺は、約750年前の寛元2年(1244年)に道元禅師によって開かれたお寺です。曹洞宗の第一(修行)道場です。
そこでは百数十人の修行僧(雲水)が日々厳しい修行をおこなっています。
今回1泊2日の体験修行の機会が得られました。
体験修行ですので、修行僧のような厳しいものではありませんが、食事作法、座禅、朝課(朝のお務め)などを体験し、また法話を拝聴することができました。
(体験修行にも2種類あるようです。1泊2日と2泊3日のもので、内容は2泊3日の方がより修行僧に近いものらしいです。特に宗教宗派等は問わないみたいです。)
日常生活とは違う、いい緊張感の時間・空間を体験することができました。
永平寺では、これから厳しい冬が来ます。修行僧にとってもつらい季節だと思いますが、この季節を乗り越えることにより、また一歩先達の高僧に近づいて行くのでしょう。
写真は、曹洞宗のもう一つの大本山総持寺(現在は神奈川県の鶴見にあります)の祖院です。
2007年の能登半島地震で損壊して、現在も修復作業中でした。